『ハラール』とは、イスラム法上で食べることが許されている食材や料理、食品加工や調理に関して一定の作法を遵守された食品を指します。
日本の食品市場規模は縮小傾向にあり、少子高齢化により今後もその傾向は続くことが予想されます。日本の人口1.2億人(2013年)に対して、イスラム教徒人口は2010年時点で16億人(世界人口の23.2%)となっており、世界中で健康食品として注目されている大豆醗酵食品(納豆)を展開する上でイスラム圏は非常に魅力的な市場です。当社も海外での販路を考えた場合ハラール認証の取得は不可欠と考え、バングラデシュ政府が発行するハラール認証を選択しました。バングラデシュ政府が発行したハラール認証は、イスラム協力機構(OIC)加盟国のイスラム国57カ国に商品等の輸出が認められており数あるハラール認証の中でも輸出国が最も多い国の一つです。認証取得にあたっては、使用資材の見直しや環境分析を行い厳正なる審査に備えました。