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【納豆の栄養素】 ビタミンK

更新日:2016年9月26日(月)

健康を維持するために。

健康を維持するために。

ビタミンKはビタミンKは血液凝固を促進する因子と血液凝固を抑制する因子の両方を活性化する、正常な血液凝固に不可欠な栄養素です。
更に最近の研究では、骨を形成するタンパク質「オステオカルシン」の活性化や、動脈へのカルシウムの沈着を阻害して動脈硬化や心臓病を予防するタンパク質「マトリックスGlaタンパク」の活性化など、非常に重要な働きをしていることが明らかとなり、健康な生活を送る上で不可欠の栄養素です。
 ビタミンKには大きく分けて、野菜や海草に含まれているビタミンK1と微生物が産生するビタミンK2があります。ビタミンK1は一つの種類だけですが、ビタミンK2には側鎖の長さが 異なる種類が存在し、メナキノンと呼ばれています。納豆に含まれているビタミンK2は メナキノン-7(MK-7)であり、納豆は世界中で最も多くのビタミンK2を含む食品です。
 最近の研究により、納豆に含まれているビタミンK2=メナキノン-7は、ビタミンKの中で最も栄養価が高いことは明らかとなりました。
ビタミンK2の主な機能は3つあります。
?※. ビタミンKを摂取すると先ず肝臓に取り込まれて正常な血液凝固を促進します。
?※. 次いで血液中を移動しつつマトリックスGlaタンパク質を活性化して動脈硬化の原因となるカルシウムの血管への沈着を防ぎます。
?※. 最後に骨髄でオステオカルシンを活性化し、骨の形成を促進します。

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